【笛にっき】虚実皮膜

 どうも、久しぶりに書きます。二年生(三年連続三回目)の田坂です。今回は僕たちの代の卒業公演ということで、気持ちよく卒業できるように頑張りたいです(無理)!!!

準備の期間は約1ヶ月ということでもうクライマックスな感じがします。台本ともいつも以上に気を張って向かい合わねばなあと思っております。

 僕は、台本を読むことは演劇人として好きなんですけど嫌いなので、いつも読む時は難しい顔してます。

 しかし今回の台本は読んで普通に面白かったのです。そしてそれが逆に不安になります。「如何に自分が面白くするか」ではなく「台本の面白さをどれだけ表現できるか」という部分にウェイトがあると謎のプレッシャーとこんにちはしちゃいます。

 昨日は偉い人の言葉を思い出しました。「ダイアログにドラマが生まれるのはそこに他人がいて、自分が思うようにできないことに靄が生まれるから」。なんか大昔に聞いたので大分僕の言葉になってしまっている気がしますけど気にしない気にしない一休み一休み。

 どう捉えるのが正解かは分かりませんが、自分の感情をただぶちまけ祭りしてる人ってなんか日常にいたら疲れます。舞台上も同じな気がしていて、人を思いやって、あるいは強くあろうとするところから生まれる演技が僕は好きです。そうした人だからこそ、末に本心が吐き出される瞬間っていうのが物凄くエロい。

 エキサイトしてしまいました。以上、田坂の単純な好みからでした。


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